私は字が上手いほうではありません。
小学生のときに書道を習ってそこそこの段を持っていたけれど、理系に進み走り書きのメモばかりしているうちに美しい字をどこかに置いてきてしまいました。
初心者が選ぶべき万年筆のポイント
- 国産メーカーである
- ペン先は14Kもしくは21K(21金)である
- 見た目がとにかく美しい
上の3つはごくシンプル。ただ、条件さえ守れば、この先5年10年と使っていけるものを選ぶことができるでしょう。
国産メーカーが良い理由
一般に有名な万年筆ブランドというと、海外のペリカンやモンブランが有名ですし品質も良いような気がします。
実際に人気があるだけの書き心地はあるのですが、やはり海外は英語の文化なのです。英語を書くために作られているものを買うのか、国産で日本語を書くためのものを選ぶのかということを考える必要があります。
すると、国産メーカーのものを選択するのが初心者には間違いない選択となるのです。
セーラー万年筆、パイロット、プラチナ万年筆の大手3社のものから選べば大きく外れることはありません。
ペン先21Kを選ぶ理由
書き心地に影響するのがペン先(ニブ)。カリカリと硬い感触が好きなのか、それともスラスラと滑らかなのが良いのかによって変える物なのです。
初心者の方は特に万年筆らしい強弱のついた文字を書きたいことと思います。
そのため、しなりが付いて書き心地がやわらかい、純度の高い金を使うべきなのです。初めての万年筆ならば21Kで出来ているものを選べば間違いありません。
見た目が美しい
お気に入りの文房具を入手するならば、見た目が自分の好みであるということが一番重要でしょう。
特に万年筆は数百円で購入できるようなものではないため、買い替えはなかなか出来ないでしょう。本当に見た目でときめくものを購入するようにしましょう。
カートリッジとコンバーター両方
持ち運びに便利なカートリッジと自分の好きなインクを入れるコンバーター。万年筆は大きくこの2種類のインクの入れ方をするのですが、カートリッジとコンバーターの両方を使えるようなものを選んでおくことが大切です。
最初はメンテナンスも楽なカートリッジで書き方に慣れてましょう。しかしカートリッジの欠点としてインクの種類が少ないということがあります。
そのため、ある程度慣れてから、たくさんの種類があるインクをコンバーターを使って入れるというのがオススメなのです。
初心者にぴったりの見た目重視の万年筆
初心者にふさわしい条件を満たす万年筆を選んでみました。
センチュリー #3776【プラチナ万年筆】
国産万年筆の一角であるプラチナ万年筆。その中でもスリップシール機構というインクが固まりにくい構造があります。メンテナンスに慣れていない初心者が一本目に使うものとしては、かなり使いやすいでしょう。
価格が比較的安いという点で、エントリークラスとして使ってもらうのも良い。
価格:11,000円(税込)
プロフィットスタンダード21【セーラー万年筆】
セーラーの万年筆に憧れを持つ方は多いですよね。書き味がとても日本人にあっている技術者の愛情を感じるメーカーです。国内一貫製造でパーツすべてが国産。

ペン先が美しいのも魅力。所有欲を満たしてくれる一本になること間違いなし。
価格:16,500円(税込)
女性人気のセーラー万年筆の透明軸シリーズ
セーラー万年筆が作る、キラキラと美しい透明軸シリーズは見た目重視の万年筆としてはずせません。
特に魅力的にみえるものについて紹介します。中には限定のものもあるので、心ときめいたらお早めの入手がオススメです。
プロギア ハワイアンライプ 【WANCHER×SAILOR】限定
価格:25,300円(税込)
プロギア カフェラテブラウン【SAILOR】
価格:25,300円(税込)
プロギア ピンクコスモ【WANCHER×SAILOR】限定
ハーモニーシリーズの「ピンクコスモ」
価格:25,300円(税込)
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