岳南電車は岳南線と呼ばれる、静岡県富士市内の吉原駅と岳南江尾駅とを結ぶ岳南電車の鉄道路線。
以前からこの電車については気になっていたものの、なかなか乗る機会に恵まれず。電車マニアの方々の中では有名だそうですが、電車にのってのんびり揺られるというのは遊びとしても魅力的。今回ようやく2歳になる娘と一緒に乗ることができましたので報告です。
今回は全線1日フリー乗車を使っての岳南電車デートです。
岳南電車に乗る前に車を駐車したい

まずは無人駅である比奈駅に岳南電車利用者専用の駐車場がありますので、こちらに駐車しました。
駐車料金は300円です。場所は分かりにくいのですが、駅を見て左側に下のような入り口があるのでここから入って駐車すればOKです。

駐車スペースには数字が書かれていますので覚えおくようにします。駐車料金は切符と一緒に代金を支払うことが出来ます。
ただ、比奈駅は無人駅。この駅では切符は購入できないので、1日フリー乗車券を購入できる有人駅へ移動します。確実に有人駅になっているのが終点の「吉原駅」になります。時間帯によっては吉原本町駅でも購入できます。
有人駅の情報は岳南電車の公式HPが分かりやすいです。
1日乗車券購入可能な場所
購入可能な駅と窓口の開いている時間の表をもってきました。
駅名 | 平日 | 休日 |
吉原 | 5:40~22:25 | 5:40~22:25 |
吉原本町 | 6:50~17:50 | 7:40~17:25 |
岳南原田 | 6:45~9:10 | - |
岳南富士岡 | 6:50~9:10 | - |
早速1台目に乗車

比奈駅から吉原駅に向かう電車がやってきました。この時点では駐車料金も乗車券も持っていません。切符を購入するために電車に乗らせてもらっています。
1日乗車券ではない場合には電車の中で運転手さんか車掌さんに降車時に支払います。
吉原駅に到着
吉原駅に到着すると切符の回収を駅員さんがしています。
1日乗車券を購入する旨を伝えれば、すぐ後ろにある切符購入受付へ通してもらうことが出来ました。
窓口にいって、「駐車場を使わせてもらっている」「1日フリー乗車券」を購入したいという旨を伝えると
駐車場を使う時に必要になる事項
- 名前
- 住所
- 電話番号
- 車のナンバー・色・車種
- 使用している駐車場の番号
富士市内の製紙工場の中を通るような路線になっていることもあり、工場の夜景の中を走る電車として有名になりました。2014年7月には鉄道本体としては初めて、日本夜景遺産に認定されたそう。今回は小さい子どもと一緒だったので夜景は見ることができませんでしたが、いつかは一緒に乗ってみたいなぁ。


工場以外の見所はやはり富士山
さすがに富士山の見える町富士市だけあって各駅から「富士山ビュースポット」が設定されています。


4月でも富士山に雪がかかっているんですね。綺麗な富士山をなるべく高確率で見るためには、晴れの日が多い冬か春がオススメです。
夏は南風が富士山に当たるためか、雲がかかっていることが多いです。
オレンジ以外の車両ですとグリーンの電車

こちらの電車にはハートのつり革がひとつだけあるという隠し要素もあるんです。もしこちらの電車に当たったら是非探してみてください。
岳南電車周辺のグルメや見所
正直観光に良さそうなオススメスポットというのは駅からすぐ近くにはないんです。結局私もこの日はコンビニで購入したお弁当を公園で食べました。
つけナポリタン
観光を楽しんでいる方で駅から少々離れても良いのであれば富士のB級グルメ「つけナポリタン」の元祖である喫茶アドニスくらいでしょうか。普通のナポリタン好きの私にとって、つけナポリタンはまだまだ馴染めないのですが、一度は食べて損はないでしょう。吉原本町で下車後、吉原商店街を歩いて10分ほどで到着します。
田子の浦のしらす
田子の浦のしらすは有名。田子の浦漁協に行くと季節によってはしらす丼を食べることが出来ます。
こちらはジャトコ前駅もしくは吉原駅が最寄になりますが、徒歩では40分以上の道のり。3km程度ですのでタクシーを使うなどすると良いでしょう。
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