【意外と知らない】Googleアナリティクスの直帰率と離脱率の違い




Googleアナリティクスを使っているけれど、有効活用できていないなぁと感じている人

ただのアクセス数を確認して一喜一憂するだけのツールになっていたりしませんでしょうか。昨日より増えていたら喜び、減っていたら落ち込む。

この繰り返しをしている方は、今すぐGoogleアナリティクスを見るのをやめた方が成果が出るでしょう。

今回は、アナリティクスを正しく生かすために必要な直帰率と離脱率の違いについて解説していきたいと思います。

直帰率と離脱率の違い

アナリティクスを確認していると似ている単語、直帰率と離脱率。運営するWEBサイトの読者の導線を考えるのであれば、この違いには

直帰率とは

直帰率とは、ブログやWEBメディアのようにサイトに来てくれた方が、1ページだけでブラウザを閉じたり、別のサイトに移動してしまうことで計測される数値です。

つまり、直帰とは1ページしか開かずに他のサイトへ離脱したということを意味します。

つまり、直帰率が高いということはいずれかの読者さんの行動が考えられます。

直帰率が上がる要因
  • サイトデザインが深いですぐにページから離れる
  • コンテンツが思っているものと大きく異なっている
  • コンテンツの完成度が高く満足した
  • 狙った外部サイトのページへの遷移が成功した

ブログの場合には、直帰率の高さはネガティブなものと捉えて大丈夫です。直帰率が高いときには、読みにくい文章になっていることが想定されます。

今一度狙っているキーワードに対するわかりやすい解説になっているかを確認しましょう。

直帰率の目安はどれくらい?

直帰率は例えば運営するブログの流入が特定のファンが少なく、キーワードを狙った検索流入のみというような場合になりますが、

まずは80%未満を目指しましょう。

このレベルは5人中の1人が他の記事を読みたいと思ってくれているということです。記事数を増やして、関連するコンテンツ同士をつなげるなどの施策をすることで徐々にページビューが上がっていくことになります。また、Google評価も高まるレベルですので、アクセスも徐々に増えていくレベルにあると思ってよいです。

ただし、商品紹介系のアフィリエイトリンクを設置している場合には狙ったキーワードで検索の上位表示をして、さらにアフィリエイトリンクからサービスページへ移動してくれている可能性もあります。

これについては、測定ツールやヒートマップなどを使って、読者の動きを把握すると良いでしょう。この場合にはたとえ90%を超える直帰率であっても問題なしと判断することが出来ます。

直帰率の注意するポイント

アフィリエイトサイトだから、直帰率が高くていいというわけではない点は注意しましょう。

アフィリエイトリンクを設置しているページで、直帰率を確認するときには滞在時間もしっかり見ておく必要があります。リンクの設置位置にもよるのですが、最下部においておくのであれば、平均ページ滞在時間は2分以上は欲しいところ。

内容をしっかり理解して、紹介しているサイトのサービスを利用したいという気持ちを盛り上がってから移動してもらわないことには成約はしていかないものです。

もし、滞在時間が1分以内など短いものがあれば、優先して記事の修正をしていくようにしましょう。

どんなに書き直しても滞在時間が伸びてこないという場合には、サイトの評価を下げる原因となりますので削除するほうが良いです。おそらく他に有用なサイトがすでにあり、それ以下と見た目で判断されてしまっています。

離脱率とは

離脱率はすでにサイト内にいる方がそのページから離脱した割合を示すもの。

つまり訪問者数が他のページに進まずにサイトを出てしまったり、30分以上放置した状態になっている人の数の比率です。他のページに来てもらった読者が、サイト内の他の記事を読んで最終的に最後のページになったという意味を持ちます。

例えば、トップページをカテゴリメニューや新着記事などのサイト内のメニューのように使っているにも関わらず、離脱率が高いものは修正が必要です。

そのようなメニューページの場合には離脱率は20%未満がベスト。自分の運営するブログやWEBメディアの中から読者さんが興味を持っている内容を見つけやすいほどここの数値は低くなります。

 











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