
初めての外部マイク購入ならセットで購入すべし

機材が少ない方は、PCMレコーダー単体で購入せずに便利なオプションが付くセットで購入するようにしましょう。
液晶はかなり明るい

現在の設定状況などを暗所でも見えるようにバックライトがかなり明るい液晶。これはありがたいですね。
記録メディアは「microSD」

データの保存につかう記録メディアは「microSD」。購入するときにはmicroSDカードは一緒に入っていないので、別途購入しなくてはならない点は注意が必要です。私は手持ちの8GBを利用しましたが、最高品質の音声で約4時間保存できます。
より長い動画撮影を考えている方は、32GBまでの中から選ぶようにしましょう。
購入するならセットがオススメ

三脚やACケーブルも使えるのですが、特にないと困るのがZOOMとロゴの入った専用ケース。

精密機器であるマイクは思わぬ衝撃で調子が悪くなる可能性もあります。ノイズが乗ってしまってはせっかくの高機能マイクも台無し。しっかりとクッションつきのケースに入れるだけでも安心感が違います。

実際専用の三脚も機材が少ない方は本当に助かるものだと思います。
一眼レフなどに取り付けるのも良いですが、カメラと距離が近すぎるとモーター音などを拾う可能性もありますし、カメラの三脚の操作などでどうしても音が入るもの。
マイクとカメラを直接接続しないほうが自然音などはうまく撮影できるのでオススメです。
ハンディレコーダーH1nでASMR動画は撮影できる?
ASMRはAutonomous Sensory Meridian Responseの略、聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良く感じる反応・感覚が得られるものです。
人気のASMRは2つのマイクを使って、イヤホンの右と左で異なる音を出して臨場感を出すという印象をお持ちの方は多いでしょう。このハンディレコーダーH1nはXY方式のマイク形状になっているので、近くのものを立体的に感じるという点では弱いかもしれません。

立体感があるものをお好みの場合にはAB方式のものを選ぶか、もし耳元で囁く声のようなゾワゾワする音をとりたい場合には「バイノーラルマイク」を購入し、このマイクが接続できるレコーダーを購入しましょう。
ただ、音楽や環境音、自然音の録音などの広い範囲の音をとるのであれば、1万円レベルのハンディレコーダーでは驚くほどのクリアさを感じます。
ZOOMを使った楽器演奏の録音がされた動画がアップされていました。
H1nの音質の設定はどれにすればいい?
音質はサンプルレートとビット深度によって変わってきます。サンプルレートとは1秒当たりに取得するデータの回数という意味。大きい数字ほど滑らかに感じられます。ビット深度は表現の豊かさの段階にかんするもの。音質はこれらを掛け合わせたもので出来ています。

音楽CDと同等の16bit×44.1kHz×2(ステレオ音源)=1,411.2kbps、24bit/48kHzはハイレゾ音源で24×48×2=2,304kbpsというデータ量になります。YouTube動画にアップするのであれば、CD音源以上には上げておきたいところですね。
実際に川の音が取れる環境でZOOM H1nの条件によって音にどのような変化があるのか確認してきました。
結果として、48kHz/24bitが最もバランスが取れている綺麗な音が取れていると感じます。
ノイズ除去などの加工をせずにそのままの音声をアップしているので、差を確認してみてください。
ハンディレコーダーH1nはハイレゾなの?
以下のように定義されており、
![]()
- 44.1kHz/16bit : CDスペック
- 48kHz/16bit : CDスペック
- 44.1kHz/24bit : ハイレゾ(量子化ビット数がCDスペックより高い)
- 48kHz/24bit : ハイレゾ(量子化ビット数がCDスペックより高い)
- 96kHz/16bit : ハイレゾ(サンプリング周波数がCDスペックより高い)
- 96kHz/24bit : ハイレゾ(CDスペックより両方高い)
- 96kHz/12bit : ハイレゾでない(量子化ビット数が低い)
- 32kHz/24bit : ハイレゾでない(サンプリング周波数が低い)
引用:日本オーディオ協会
ZoomのハンディレコーダーH1nは最大で、最高96kHz /24bitのWAV形式の音声を取ることができるので、ハイレゾの音声に対応しているマイクであるといえます。
最大120dB SPLの耐音圧
リミッター、ローカットフィルター、オートレベル機能を装備
話し声を聞き取りやすくするスピーチ・プリセットなどのサウンドエフェクト機能
録音ファイルの倍速再生/スロー再生/A-Bリピート再生可能
元のファイルを残しながら重ね録りできる、非破壊方式のオーバーダビング機能
オートREC/プリREC/セルフタイマーなど多彩な録音オプション
録音結果をその場でプレビュ再生できる内蔵スピーカー
コンピュータのジッタに影響されないアシンクロナス転送のUSBオーディオ・インターフェース機能
パソコンおよびiOSデバイス対応の高音質なUSBマイクとしても利用可能
単4アルカリ電池2本で約10時間駆動
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