ポップコーンのコーンが見つからないマーケティング




自宅で子供たちと楽しく過ごすため、おやつにポップコーンを作ってみようと計画。

自分でカレー味にしたり、キャラメル味にしたりと自由度が高いですし作る経験もできて食育としても良さそうですよね。

今日はその準備のために、ドンキホーテに材料を買いに行ったときの気付きについてです。

本気で探す「ポップコーン豆」

なかなか見つからないのですよ、ポップコーンの材料が。あの乾いたお豆はどこに行ったのでしょうか。お菓子のコーナー、製菓コーナー、おつまみコーナーなど考えられる場所は大体歩いてみました。

でも見つからない。今まで意識したことのないものだったこともあり、かなり難しい探し物でした。

店内を歩く歩く。結果どこにあったと思いますか?

 

答えは、『白ゴマのとなり』

これはわからないでしょう。お菓子コーナーには完成したポップコーンもあるなかで、調理に関する白ゴマの隣という。周りにあるものといえば、鰹節、漬物用の米ぬかなど。

とても難しかったですね。宝探しのようで楽しかったのですけど、急いでいる方は見つけることなく買い物を終わったでしょう。

歩いている間に欲しかったものが見つかる

ポップコーンの豆を探しているおよそ10分の間、店内をさまようことになりました。すると気付くことがあります。

今日買おうとは思っていなかったけれど、見れば思い出す必要なものがたくさん発見されるのです。

不快のないレベルで自然に歩く距離が長くなるこのシステムは、優れたマーケティングの手法だと感じます。100%完璧に見つかる店作りだと、ポップコーンの豆の100円しか使わないようなお客様。しかし、ちょっと見つからないことによって、ドレッシングやおにぎり用ののり、ストック用のシリアルなど、この際買い物を済ませていきましょうなんて事になるわけです。

狙っているかはわかりませんが、少し不便というのは利用者にとってもありがたいこともあるということは頭に入れておくと良いでしょうね。

スーパーでよりお客さんに歩いてもらえるもの

今回はよりお客さんに歩いてもらえる方法について考えてみたいと思います。今回のポップコーンの材料というのは、置き場こそ予想外でしたが、不快を感じることなく探すことができました。

コレに似たものは以下の条件だと感じられます。一応食料品スーパー以外にも使える用に特徴を考えてみたので参考にしてみてください。

ちょうど良いアイテムの条件
  • 人気のない商品
  • 季節の要素のある商品
  • メインとなる商品の価格の10%以下の値段
  • 便利グッズ系(なくても成立する)

スーパーであれば、あってもなくても良い100円位のもので、お店の中を探し歩いてもらえる可能性があるということですね。ただし、あくまで便利に探してもらうと言うことが大切。置き場は嘘にはならない程度にズラして置く程度とする事が大切ですね。

 











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