インターネットでビジネスを展開していく上で重要なのが「売れるキャッチコピー」です。インターネットだけではなく対面で営業をするときにも、使われていますよね。
皆さんも何か物を購入しようとするときに、たったひとことの違いで売り上げが変わるというのは実際に経験したことがあるのでしょうか。
私は先日引越しの見積もりをしたのですが、複数の会社さんを自宅にお呼びしてそれぞれに相談したんです。すると、その中のひとつの会社の営業さんは自分の会社の良いところとともに、競合する引越し業者さんのダメなところをずっとお話していました。
私は感じます。
「あなたの会社が他の引越し屋さんに劣っている部分はないの?」
もし、このような疑問に対する答えを最初に言ってくれれば、信頼できたのになぁと。
今回は、相手の不安を煽るようなネガティブなキャッチコピーではなく、使って気持ちの良いキャッチコピーを考えてみました。
一箇所に登録するだけでいくつかの引越し業者さんが打ち合わせに来てくれるサービスがあるんですね。このサービスは大手3社が来てくれましたよ。
幸せに売れるキャッチコピーの条件
相手の不安をつくような売り文句は買うための一押しをするのには有効ですが、売り手側に耐性がないとかなり精神的にも辛くなると思います。ネットで広告収入を得ようと考えている方の中には、化粧品やダイエット商品などの美容に関するものを売りたい方も多いでしょう。ですが、美容関係のアイテムを買って欲しいと考えたとき、不安を与えるキャッチコピーを使ったら、読者さんのコンプレックスを直接刺激しなくてはならないことになります。
このような方にオススメなのが幸せな売り文句、タイトルにも書いた「幸せに売れるキャッチコピー」です。
幸運をイメージする単語で惹きつける
人は自分の力を超えた「運」など、神がかったものに対してとても好意的に見る傾向があります。特に女性はこの特徴が強いです。もし紹介したい商品が何か購入者の状態に変化をもたらす物である場合に有効です。例えば、「奇跡の」「魔法のような」「神秘としか思えない」などが使えます。
具体的な数字を入れる
目標や成果の根拠が具体的になると説得力が強くなります。キャッチコピーとして先に数字で今後期待できる効果を具体的にしてあげることで販売はしやすくなります。よく見かける数字実績キャッチコピーとして「東大合格207人!」など進学塾の宣伝が電車の中の広告に見られますね。また、まとめサイトなどで「○○が可能になるアイテム3選」なども多く見かけます。ちなみに、「●選」、「TOP●」、「BEST●」(●は数字)のようなコピーを使うときは、奇数が良いとされています。
括弧に読者の思いを書く
読んで欲しい記事や販売したい商品のサービスの受けて側が現在持っている感情を代弁してあげるというのも幸せに売れるキャッチコピーのひとつです。男性向けプロテインを売りたい場合には、『筋肉痛ばかりで全然膨らまないじゃん』とかでしょうか。(書いてみたけど、筋トレにあまり詳しくない)
応用として、商品使用後にどのような感想を持つかを書いてあげても良いでしょうね。
括弧つきのアイキャッチを入れた記事の例です。
無料を全面にアピールする
無料で手に入るというだけで、人は行動してくれるようになります。まずはこの行動してもらう、影響力を受けてもらうということが非常に重要なので効果は大きいです。ただし、あまりにセールスが強すぎる場合には不信感が出てきます。その後に続く本文、セールスレターではむしろ無料は使わない方が良いでしょう。男性は自己啓発系、女性は高級化粧品の体験と相性が良いです。
まとめ
インターネットを使って集客、マネタイズを考えるときに重要になってくるキャッチコピーについて書いてみました。売り上げが出ていないときに他人の不安を喚起するようなキャッチコピーや文章ばかり書いてしまうと、作業がつまらなくなることもあります。そんなときは幸せに売れるキャッチコピーを使ってみてください。気分転換にもなりますし、いつもと違う角度から記事を書く手助けになると思います。
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