水平移動の動画を撮りたい!300円で安定したカメラスライダーを作ってみた




YouTubeなどで動画配信をしているとき、なれてくると徐々にオシャレな撮影方法で差別化したくなってくるものです。

こだわりが強くなると、カメラのレンズやマイク、照明など様々なアイテムが必要になってきますよね。

全部にこだわっていると、備品代だけでも大変なことになります。

今回は撮影方法の中でも、「水平に移動しながら撮影する」これをやりたい方への方法紹介です。

水平の撮影はカメラスライダーが一般的

水平移動しながら、被写体をフレーム内で移動させる方法。

真横に移動するだけなのですが映像に動きが出るので、視聴者をひきつけることができます。そして、出来上がりがとにかくオシャレ。

この撮影方法を取り入れる場合、必要になるアイテムが「カメラスライダー」と呼ばれるものです。

三脚に取り付けて、カメラの雲台が左右にレールに沿って移動するような機構のものが多いです。人気のあるものは以下のような形。

直接テーブルなどにおいてもいいですし、カメラの三脚に取り付けての使えるというものです。一眼レフなど画質の良いカメラを使おうとすると、耐荷重も考えなければならないので、5,000~30,000円くらいのお値段になっているものが多いです。

用途限られているだけに、ちょっと高いかなと思うのです。私が予算限られているなら照明か撮影小物をひとつ買いますね。

そこで、今回も100円ショップでできるだけ安く、カメラスライダーと同じ機能のものを作成してみました。

予算300円でOK!5分で完成するカメラスライダー

カメラスライダーを安く簡単に作る方法です。準備するものは以下の2つです。

100円ショップDAISOで購入しました

準備するもの
  1. 粘着テープ式 キャスター(4個セット)
  2. MDF材(300×600×6mm)
  3. プラスチック用接着剤もしくはグルーガン

板は何でも良いけれど○○を大切に

今回はDAISOで購入したMDF材を使いましたが、この板には三脚とカメラが乗ることになります。重さに耐えられる程度のものを選びましょう。

私は出来上がるスライダーに三脚1kg、カメラ1.2kgを乗せています。

2~3kgなら同じもの良いでしょうが、その状態で板がしならないかについては想像しながら選びましょう。

また、最後は接着剤でキャスターをつけますので、表面がツルツル滑る加工をしてあるものはおすすめしません。三脚も滑ったらカメラが危ないですしね。

キャスターの選び方①一方向に動くもの

今回購入した「ラクラク ピタッ!とキャスター」は衣装ボックスなどにつけて引き出せるようにするための便利アイテム。

このように、真っ直ぐ進むようにできているキャスターを選ぶことが大切です。

キャスター付きの椅子などに付けられてる、可変式のものは前後にも動けてしまうので動画撮影の時にはピントがずれたり構図が安定しなくなってしまいます。

円柱状のローラーが取り付けられているので。横ずれする事がありません。

キャスターの選び方②上下運動しにくい構造

今回のキャスターを横から見た図です。

プラスチックの軸がしっかり固定されて遊びがほとんどありません。上下に動くゆとりがないので、転がしてスライドさせた時にガタガタ画面が動くことがないのです。

組み合わせてカメラスライダーを作ってみよう

板の4角にすべてのキャスターが同じ向きになるように貼り付けていきます。

私の場合には10~15mmずつ板の端から離した位置に取り付けました。端に取り付けるほどカメラが安定するので、中央に寄せないようにしましょう。

キャスターの裏面にある粘着テープをはがします。この工程を入れることで板とのピッタリ接着できてゆれを防止できます。

場所が決まったら、キャスターの裏側(接着面)に接着剤をつけて決めた位置に取りつければOKです。

プラスチックのクリア接着剤であれば、一晩いておけば十分にくっつくと思います。ちょっと接着剤がはみ出てくる位で密着力アップします。

300円カメラスライダーの注意点

今回作成したカメラスライダーですが、撮影する時の注意点があります。

スライダーを転がす場所を平滑にしておかなければならないということです。普通の三脚取り付け型のカメラスライダーはどのような地面でも使えます。こちらは、凸凹したところを転がすとそのままカメラが揺れてしまうというデメリットが存在します。

安定した室内が最も快適に使えるかもしれませんね。

 

▼予算があまっているなら電動という手もあり▼











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