組織に属しているとブレインストーミング(略してブレスト)を行う機会は多くあります。
ブレストとは、「ブレーンストーミング(Brainstorming)」の略です。アレックス・F・オズボーン氏によって考案された会議の方式です。
一つのテーマに対して、複数の人が、自由に意見を出し合う事で、新しい発想や問題の解決方法を導き出す手法です。人数に制限はありませんが、5~7名くらいが好ましく、テーマは、事前に知らされていることが望ましいと言われています。引用元:https://employment.en-japan.com/tenshoku-daijiten/13586/
上のブレストの説明にもありますが、仲良し大好きなグループに属している場合には10人以上のメンバーを集めて行うこともあると思います。これは非効率です。全員がうまく発言できればまだ成立する可能性もありますが、やり方を間違えている人が一人でもいるとアイディアは出ないばかりか、本当は素敵なアイディアを出しても潰されかねません。
こんなときは、オススメするツールを使って皆がブレストをやりきったという達成感を味わいながらも、会議を時間内に切り上げる方法がオススメです。この方法ですと、開催者含めて、嫌な思いをしないので皆が喜んでくれると思います。
本当は、
「やり方が間違っています。意味がないと思います!」
と言ってやりたいでしょうが、組織で楽に過ごすために我慢しましょう。(会議参加者も同じように感じている仲間は見てくれていますよ☆)
ブレストのルール
ブレストの切り上げを狙う前に、基本的なブレインストーミングのやり方をおさらいしましょう。
- 他人の意見の批判をしない
- 自由な意見こそ賞賛
- とにかく量、質より量
- アイディアの便乗も歓迎
ブレストの目的は、「新しいアイディア」の創出です。くだらないと思われる意見も、組み合わせによって誰かのインスピレーションにつながる可能性もあります。以上のルールは最低限守った方が良いです。
ブレストを早々に切り上げるためのツールとは?
大人数でブレストを行うときって、おそらく個人の力ではアイディアが出ないので、上司のフォローで行えと指示が出ていることが多いように思います。人数が増えたらどうなるかをイメージできない時点で勉強と発想が不足気味。
ただ、文句を言っても始まりません、声をかけるのだって勇気がいることです。結論まで持っていってあげるのが仲間ってもんでしょう☆
大切なのは『結論を出しつつ、早く切り上げること』
コレに尽きます。
そんなときは、
PCで使用できるマインドマップを使いましょう
マインドマップの作成画面をプロジェクターで写しましょう。こうすることで、現在の意見の状態が見えやすく、皆が意見を言いやすい環境になります。
本来の少人数のブレストは紙で行うことをオススメします。手を動かすことで脳が刺激され、次のアイディアが出やすくなります。また実現可能な意見が出てきた場合には、既に紙に書かれているので、期待する効果を得やすい状態になっています。成功者がノートに実現したいことを書き出すのと同じ原理です
大人数ブレストのやり方(準備)
大人数でも参加するからには、結果を残さなくてはいけないでしょう。そのために準備するものは以下。
- マインドマップ入りPC
- プロジェクター
- タイマー
- レーザーポインタ
ブレスト目標の設定
ここからは、通常の紙を使ったブレストと同様です。マインドマップのメイントピックに今回の目標を書きましょう。可能であれば、マインドマップ起動してすぐに以下のように、いくつかの対策案を自分で書き始めてしまうと「デキるやつ」感が増しますw

会議を始める前に、主催の方に打ち合わせの意義を話してもらうと良いでしょう。参加者の意思統一を改めて行うことができるので、ブレストの成功率とスピードが上がります。
会議の時間を設定する
ブレストは長過ぎても、ダラダラいつまでも続けることができるので、前もって制限時間を設けて行いましょう。30分間使えるのであれば20分間をブレストに、残りを結論を決める時間に使用するのが良いでしょう。
60分間の時間がある場合、前もって30分まではアイディア出し、途中退席あり案内としておくのも良い方法です。忙しい方は優秀である傾向があるので、この方にアイディアだしを牽引してもらうことが可能になります。
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