良い子に育てたいは親のエゴ!?注意したい子供の気持ち




外に出てお行儀良くしてほしい、大人になってから困らないようにしっかりしつけなければ。

これら子供のために良かれと思ってやっていることは実は逆効果であることが多いように感じます。

先日もうじき2歳になる子供とカフェに行ったときのこと、うちは私の他に妻と娘の3人。テーブルには妻と娘が横に並び私が対面に座るという形でおりました。私の後ろ側には夫婦と子供2人の4人家族。

その日は大人用のバニラアイスを楽しくほおばっていました。娘は美味しいものを食べるとテンションが高くなる特性があり、大きくはないお店の大半の人が聞こえる程度の感動の声を上げました。まぁ確かに気になる人はいるレベル。

すると、隣の家のお子さん(推定5歳)がどうやら娘をにらんでいたようです。

確かに外ではお行儀良い方が良いのでしょうが、子供は親を見て育ちます。自分の常識から外れているものを怒りをもって制するという行動をすでに始めている姿に疑問を感じました。

いくら子供のときにいたずらで机の上に乗ってしまったり、食べ物で遊んでしまったり、食べ方が汚くても、大人になってそのまま成長していない人っていないんですよね。すると、親のあるべき姿は「私はそれが嫌」と伝えるだけで、子供に怒鳴ったりする必要はないと思うのです。

子供のしつけの理由は「大人になってから困る」の嘘

実際に今回のようなケースは多く見られます。世の中でも多くの家族が子供が思うようにできていないと、大人のほうが先に怒ってしつけを始めています。この理由を考えてみると、実は子供の成長のためではないのではと感じざるをえません。

本当の理由は、

他の人に子育てができない人間と思われたくない

です。他人の目を気にして怒ってしまうんです。家で怒ってしまう方も同様で、外出したときにうるさくならないように先に厳しくしているんですよね。気持ちは分かりますが、最終的に同じように他人の目を気にして自分の好きなことができない子にしたいかどうか。

本当に子供を気分良く、楽しく育てているか

今一度気をつけたいですね。

イヤイヤ期も本当は回避できそう

2歳を越えたあたりから、子供の主張が激しくなりイヤイヤと騒いだり、言うことを聞かなくなったりするんです。

これが人によっては大変ストレス。両親に昭和式の厳しいしつけをされて、おかげで今人生上手く行っていると感じている方は特に大変でしょう。

子供が嫌というのは、何でも否定しようという意味ではないんです。

親がより楽しい選択肢を提示していないことによって、子供はそれを拒否するだけ。子供はシンプルですよね。

言うことを聞かせたいのであれば、それを行うことのメリットを心をこめて伝えてみましょう。「親の言うことを聞け」というのはちょっと違いますよね。

 

 

 











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