文章を上手く書くための準備
なかなかライティングのノウハウに進まなくて、もどかしい思いをしているかもしれませんね。
とりあえずは、考え方の記事は最終回になります。
今回は、WEBでコンテンツを発信する時に気にしておいて欲しい「ライターの心構え」をお伝えしておきます。
この心構えをしっかり、身体に染み込ませておくことで、文章が上手くかけないとか自分に実力がないと感じることが少なくなります。書くことが楽しくなるので、自然と記事に熱量が入りますし、読者さんへ思いやりの気持ちを与えるだけの余裕もでてきます。
初心者だから知っておきたいライターの心構え
実は私も昔から文章を書くのは苦手でした、作文とかで入賞したこともなければ先生に褒められた記憶もありません。ですが、今は文章を書いて価値提供してお金をいただけるようになっているんです。
このギャップはどこで生まれたかというと単純に、文章を書くのに必要な「ある心構え」を教わったからなんです。
その心構えとは、
「うまい文章を書かなくていい」
ということ。世の中にある書籍やインターネット上の記事を読んでいるとすごく上手い文章、評論家のような論理的に書かれた文章を見かけることもあるでしょう。
しかし、コンテンツの読みやすさが重視されているWEBメディアの場合には、必ずしもこの格調高いしっかりした文章である必要はないんです。最も大切なのは
読者さんに興味を持ってもらい、伝えたいことだけ最低限伝える
ということ。
これはメディアのコンテンツだけでなく、ビジネス全般でいえることです。
- シンプルで簡単な表現を使いましょう
- 専門用語は最低限に抑えましょう。もし専門用語を使う場合には始めに「○○とは」と簡単に用語の解説を使い始めてから使いましょう。
- 書き手の立ち位置はあくまで友人、専門家になって上から目線にならないように注意しましょう。
文章を書いているときには、上の3つの点に注意しながら書いていきましょう。
意外な落とし穴、うまく書こうとすることの弊害
実際に私もうまく書こうとしていた時期がありました。
しかし、このときの文章をGoogleの解析ソフトで見てみると、最後まで読んでくれる人が少なかったんです。結果として売りたい商品に興味を持ってもらえずという。
このときのように、自分の書く文章に酔っているときというのは「自分は文章書くのがうまいでしょう?」「文章で自分を主張したい」という感覚を読者さんに与えてしまうんです。
読み手は文章にこめられた想いも読み取ります。自己顕示欲にまみれた文章など、読みたくなかったんですね。
文章を使うときに背伸びをした表現なんて不要です。わかりやすい例えを一生懸命考えてあげることは大切ですが、その例えに誰にも伝わらないような難しすぎる表現はやめましょう。
例えば、モヤモヤした状況を陽炎と表現するとかね。陽炎を知らない人もいるんだという位置に立ってあげなきゃいけないんですよね。どれくらい目線をさげるかというと、「モヤモヤ=煙のような」これが精一杯です。
読み手のレベルは中学生
これくらいの語彙と比喩くらいにすると、読者全員に読み進めてもらえると思います。
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