読者の信頼を勝ち取る!ライティング上達講座【2回目】




上達講座2回目は読者の信頼を勝ち取るということ

どうすれば上手い文章、他人の心を動かす文章が書けるかと悩む前に必要なことは、

「対象に対する熱量(エネルギー)」と「読者さんに対する思いやり」だとお伝えしました。

これらについては、心をしっかり込めて書くということ、伝えたいことを自分事としてとらえて文字にするのが大切です。

基本的で効果的なことが防げるミスを垂れ流さない

ここで、依頼者を含めた読者さんに長く自分の文章を読んで欲しいと考えたときには、もっと基本的なことに気付かなくてはいけません。

文章を書いてお金を稼ぎたい、継続的にお仕事が欲しいと思ったらミスを流出させないように細心の注意が必要です。

防げるミスとは、

  • 誤字(変換ミス)
  • 単語の間違い
  • 助詞の間違い

が挙げられます。

これらはひとつあるだけでサイトの信用を大きく損なってしまうこと。イメージですが、1000文字に1つミスがあったら100点満点で70点。2つ目があったら40点。3つ目で0点(読む価値なし)と感じさせるほど影響は大きいです。

これは一般的に販売されている商品として考えると分かりやすいですが、例えばキーボード。これって全てのボタンが全て機能するから価値があると思いませんでしょうか。

私はファンクションキーをあまり使わないので、そこが使えなくても問題ないという方もいるでしょうが、これは読者の好みに例えられます。普通にブログを書くだけなら必要ないですが、ゲーム好きの方にとっては重要だったりしますよね。

自分の文章が第一の商品であることをしっかりと念頭において、記事を依頼者に納品しましょう。

誤字(変換ミス)の例

誤字脱字、パソコンでの作業ならではのミスである変換ミスはいろいろなパターンで発生します。

書いた文章に発生する可能性がたかいものですので、改めて確認しておきましょう。

漢字変換ミス

○「細心の注意」⇒×「最新の注意」

○「依頼人」⇒×「以来人」

などが上の文章で可能性のある変換ミス。直近で使用したことのある単語が早めに出るようになっているのでどうしても起こってしまう欠陥ですね。

入力ミス

入力ミスによってローマ字入力をしている方の場合は発生する子音などのアルファベットが文中に取り残されることにつながります。もしくはタイピングのクセがある方の場合には、子音と母音が入れ替わったりすることで打ち間違いが発生する場合も。

また、本来漢字に変換するべき文字がひらがなのままであるなども、入力ミスのひとつ。文章がチープに見えるので解説文章では致命的なダメージを与えかねません。

助詞の間違い

助詞は「が」「に」「へ」など、名詞のあとに置くことで対象や動きの方向などを明確にする文字です。たった一文字ですが、これが違うだけで文章の意味が変わってしまう大切なもの。ひとつひとつ丁寧に設置していきましょう。

ミス流出を防止する方法は2つ

ミスはどんなにベテランのライターさんでも必ず発生します。ただ、この方達は聞いてみると自身で何度も読み返しているんです。人によっては家族やパートナーに呼んでもらって添削するのだそう。

もし、一人で作業している方であれば、以下の2つを少なくとも3回は繰り返して、違和感のある部分に自分で気付くようにしなければなりません。

①ツールを使う

②何度も読み返す

③音読する

ツールを使う

文章に誤りがあったり、用法が間違っているものを流出させないようにするにはツールを使うと良いでしょう。現在は無料でもかなり精度の高い文章校正ができるようになっています。

オススメはEnnoというツール。

タイピングミスについても指摘してくれるなどこれだけで便利なものですが、無料で使用できます。

ただし、インターネットにつながった状態で使用するものですので、以下の文章データについては使用してはいけません。

許可や同意を得ていない、社内/組織内の非公開文書およびメール
許可や同意を得ていない、顧客や取引先の文書およびメール
実施前の試験問題や模範解答
個人情報を含む文書およびメール
その他、公開が適切でない文書およびメール

何度も読み返す

ツールを使って大きな欠陥を未然に防止したら。次は文章のつながりについてみていきましょう。

②の黙読で読み返す作業で意味が分からない部分は、主語を加えたり例えをより明確にするなどしっかりと直してきましょう。

音読する

③の音読は助詞の誤りにも気付けるので、黙読と比べるとチェックに時間はかかりますがミスの検出感度が非常に高いです。

面倒くさがらずに最後の検品作業と思ってしっかりと実施しましょう。

 

 

 











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