どうして自分だけ、残業しているんだろう。
隣の先輩はダラダラと楽に仕事していてずるい。
デキる方には仕事が集まってくるのも確かですが、不満を解消したくないですか?今回は本当にデキる人が実践している仕事をうまく回すコツをお伝えします。
仕事量の分担は上司の仕事だと思ってない?
自分にばかり、たくさんの仕事が降ってくる。確かに仕事には慣れていて、知識も他の方よりも多く持っていることでしょう。
このような状況で上司の方はきっとあなたに多くの仕事をやるように指示を出すかもしれませんが、私だけ仕事を任されていると思っていられるということは、まだ他の方に余裕があるんですよね。
仕事を振り分けることをアナタがやればいいのです
組織にいる時点で、個人の能力に頼って業務を遂行している状況になったら、違和感を感じるでしょう。その時点で誰にも仕事を分けずにいたのは、残念ながらアナタなんですよね。
それは管理職の仕事でしょう、という反論も聞こえそうですが。確かに管理する人が足りない部分があるのかもしれませんが、すでにアナタは管理するレベルにたどりついてしまったんです。いかんせん能力が高く、多くの経験を積んでいるので仕方がないですね。
これを行動に移す時には会話が必須です。上司と打ち合わせを行い、「この仕事は彼に任せられると思います」と進言してあげましょう。
あなたのリーダーとしての資質もアピールできる。上司も成果を上げやすくなる。任せられる彼もデキる先輩から仕事をもらえたと誇らしく思えると悪いことは一つもないんです。
ただ仕事を減らしたいというのでは振るのではなく、適切な人材に任せてみることをお勧めします。
仕事がありすぎてどれも進まない
良く見てみると、仕事が遅い人はすべての仕事が均等に終わらないという状況に陥っていることがあります。
メール確認、電話対応、報告資料作成とやりたいように仕事がはかどらないことはあるでしょう。そんな時、おそらく仕事の優先順位や重要度についての確認があいまいになっていることと思います。私が実際に行っていた仕事の優先順位は以下のようにしてました。
- 人に任せる仕事
- 緊急性の高い物
- 社内の約束・納期があるもの
人に任せる仕事の例
人に任せる仕事で特に早く取り掛かっておくのは、自分が作業する時間が短くて手離れすれば自動的に仕事が進むものです。たとえば、材料調達のために発注から時間がかかるようなものの発注処理。実験計画書や分析依頼書など、計画に時間を少々使えばなんらかの成果が出てくるようになるものです。
緊急性の高い仕事
緊急性の高い仕事はお客様からのクレーム対応、お客様からの納期があるものです。ただし、こちらはギリギリになることすら問題になりかねないため、資源を考えると対応が難しい場合には早めに、相談するのが良いです。仕事が他に多くある場合には、どれかを同僚や上司に渡すことができないかなどについてもしっかり話をしておくとよりスムーズに事が運びます。
社内の約束・納期が設定されているもの
次に来るのが自社内での決まり事やノルマに関するものです。直接売り上げに影響するものでない限り、上の2つと比較すると後回しで構いません。ただし、上のどれかが完了していないのに、社内の納期も守れないとなると大幅に信用を失うので、やばいと思ったらすぐに上司や頼れる先輩に相談しましょう。
納期遅れする方の間違いパターン
絶対にやってはいけない、仕事が遅い方にありがちなパターンは
「メールを丁寧に読みすぎる」
というものです。仕事も数年が経ち、慣れてくると一日に100件以上のメールが入ってくるのが普通の状態になります。(無駄ですよねw)100件以上になると、徐々にどれを読めば良いのかすぐに判断つくようになりますが、50件以上100件未満くらいの方は要注意です。
全部の文章を丁寧に読んで、内容を把握する必要はありません。少なくともプロジェクトリーダー程度であれば、まずは自分のやるべきことに専念してはいかがでしょうか。
また、どうしても心配性の方は頼れる後輩に、少なくとも事務的な内容のチェックをお願いしましょう。短時間の情報交換の場を設ければ必要な情報は入ってきます。
結局は相談したもの勝ち
今回は仕事がより速くなるコツについてお伝えしました。
一番大切なことは、自分で仕事を抱える時間をできるだけ短時間とし、長くなりそうなときにはすぐに誰かの助けをもらうことです。これだけで、アナタの評価は上がるでしょうし、会社の成績も間違いなく上向くはず。
是非、忙しい方は参考にしてください。
コメントを残す