「僕はリンゴの木を植える」を読んだ感想を書いてみます




先日知り合った女性から瀧森古都(たきもりこと)さんの書籍、「たとえ明日、世界が滅びても今日、僕はリンゴの木を植える」を進めてもらいましたので読んでみました。

その女性の大学生になるお子さんが読んでいて気になって自分も読んだら感動したそうなんですよね。人生訓のたっぷり詰まった小説になるようです。

私も日々多くの本を読んでいますが、割と哲学的な本が好きなので好きかもと感じながら読みはじめてみました。

リンゴの木を植えるのあらすじ

amazonの書籍の紹介文は以下のようになっています。

【内容紹介】
号泣する準備ができてから読んでください。

【あらすじ】
とある雪の日、ショッピングモールの屋上から、ひとりの少女が飛び降りようとしていた。その様子に気づき、とっさに少女を助けたのは、関西弁のインド人「オム」と笑わないピエロ「修二」。

二十代半ばの二人は、屋上で開催されるイベントに、パフォーマーとして呼ばれていた。彼らによって少女の命は救われたものの、その瞬間、オムと修二の運命の歯車は動き出してしまう。

飛び降りようとしていた少女の持ち物は、紙に包まれた一万円札。

こんな大金をどうして持っているのか、修二は少女に聞いた。すると少女は、母親から「これでしばらく暮らしなさい」と言われたという。修二は確信した。そして、その確信を言葉にして少女に伝える。

「きみ、捨てられたんだよ」

親子関係に関する話です。非常に繊細な内容も含まれていることもあり、ご自身に複雑な親子関係などのトラウマがある場合にはオススメできません。親子の絆について考えさせられる作品です。

登場人物の数は多くないため、話の内容は非常に分かりやすいです。読破にかかった時間はゆっくり読んで2~3時間程度とすぐに読みきれます。

また、貧富の格差問題などの社会現象についてもバックグラウンドとして使われているため、やや暗めのテイストのお話になります。

号泣する準備をしてからと紹介されていますが、私は全く泣けませんでした。この本を紹介してくださった方も女性であることから、男性向けにはやや共感しにくい部分もあるかもしれませんね。

気になった文章

自己啓発とか成功哲学などに共通する内容がところどころ、大切なポイントにかかれていますが作者はこの部分を強調したいのでしょう。一部を紹介します。

過去は、どうもがいても変えることはできない-。

今変えなければならないのは、明日という現実ー。

このような内容は随所に見られます。作者の瀧森さんは禅や仏教について詳しい方なのかなという印象を受けました。また、ややネタバレになってしまいますが、仏教でいうところの「因果」の解釈についても説いているようにも感じられます。

また、悩む主人公が自分の内観をすることによって徐々に成長する様が描かれていますが、

僕は、何のために生まれて、何のために生きればいいのかな・・・・・・。

とその過程において、自分の存在意義や人生の意味について考えることになっていきます。

人生の中で「今日」という今が重要で、この時を一生懸命に生きると決めるだけで、過去とは自分が変わった者になっていくということが描かれます。

仲間と一緒にいること、懸命に生きること、幸せへの感度を上げることなど人生をより豊かにする考え方が書かれている本でした。

まとめ

「たとえ明日、世界が滅びても今日、僕はリンゴの木を植える」を読みました。この本は人生に悩んでいる若者、転職などの人生の転機で迷いがある方には非常に参考になると思います。迷いすぎて動けなくなっている方には、行動のためのやる気が身体に入るはず。

一方で、対象となっている物語はやや暗い内容であるため、明るい気持ちになりたい方にはオススメできません。

この本を薦められたということは、私も悩んでいるように見えたのかなぁ(笑)出会ったばかりですが、こうしてオススメの本を紹介してもらえるのは嬉しいですね。ありがとうございました。











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